新卒銀行員の転職体験記

新卒銀行員(女)が半年で銀行辞めて転職したはいいけど転職して精神病んだ話。

円満な会社の辞め方

こんにちは。とーこです。

会社に行く前の動悸が激しすぎてついに薬に手を出しました!やばいね!眠気と引き換えに心は落ち着くのでこれならなんとか生きていけそうです。依存しないように気をつけます。

 

さてつい先日、前職の同期からこんな連絡がありました。

 

「辞める時ってどんな感じでやめたの?流れとか教えて欲しい」

 

この同期くんとはよく休憩室で「いつ辞める?」っていう話をしていた仲だったので、いよいよ君もか…という感じでした(何様?)私も久しぶりに近況とか聞きたかったので電話で情報交換したのですが、同期たちはみんなそれぞれ営業リーダーやらカスタマーサービスリーダーやらになって頑張っているようです。ああ辞めてよかった

 

思い返してみると、去年に会社を辞めてから周囲に一番聞かれた質問って、転職のノウハウとか新しい会社のことよりも「今の会社をどうやって辞めたのか?」だったような気がします。

 

えっっっっ会社の辞め方なんて簡単ですよ。

「直属の上司に辞意を伝える」

以上です(笑)

 

…分かってます、分かってます。みなさんが聞きたいのは「会社を辞める方法」じゃなくて「なるべくストレスフリーに会社を辞める方法」ですよね。

 

というわけで今回は、私の退職経験をもとに「なるべくストレスなく、楽に銀行を辞めるために必要なこと」をお伝えしたいと思います。「銀行」と書いたのは、転職してみて銀行の常識は他の会社の常識ではないと身を持って思い知ったからです。銀行ローカルルールが多すぎんだよお。

 

それでは行ってみましょう!

「なるべくストレスフリーに銀行を辞めるための3箇条!!!」

 

1、2ヶ月前には辞意を伝える

私は1ヶ月前に辞意を伝えた際、「間に合わない」と言われました。結果的には間に合いましたが、私がゴリ押しした結果だと思うのでストレスフリーに辞めるなら2ヶ月前には辞意を伝えた方がいいと思います。有給消化もしたいしね。

 

あと単純に辞めるためにいろんな書類を書いたり役所に行ったり引っ越しの準備をしたりバーターで契約させられた地元の銀行のカードローンを解約したりするのにはちゃめちゃに時間がかかるのでとにかく余裕持った方が良いです。早めの動き出し大切。

 

 

2、周囲にはギリギリまで辞めることを言わない

銀行員の「絶対に言わないから」は全部嘘。

そもそもこういうのって店長とかが「とーこさんは今月末で退職が決まりました」とかって言ってくれるものだと思っていたのですが、うちの会社は辞令が出るのが退職の3日前でそれまで公にはするなっていうよく分からない制度でした。これって普通なの?

 

そのため周囲にはっきり言うこともできず、でも3日前まで伝えないのは流石にどうなの…?って感じで非常にやりづらかったです。

 

ちなみ私はまあまあ信頼していた課長代理にだけ1ヶ月前のタイミングで「辞めることにしました」って話した瞬間主任に伝わり、その主任が他の主任に伝え…という感じで一瞬で店舗中に広まり、その後最高に働きづらい1ヶ月を過ごすことになりました。

 

 

3、退職理由はポジティブに伝える

これ、円満退職で1番大切だと思います。

退職理由って人間関係とか、業務量とか、現職への不満だと思うんですよね。でも、円満に辞めたいなら絶対に言わない方が良いです。私は退職理由をこんな風に伝えました。

 

「大学時代からやりたい仕事があって、その仕事が諦めきれず土日で転職活動をしていた。その業種からの内定がほぼ決まっているのでどうしても辞めたい」

 

とにかく前向きな転職理由を伝えた方が絶対に絶対に円満に辞められます。これのおかげで私はほとんど引き止められず、面倒な詮索もなく退社できました。上司からも「ネガティブな理由だったら引き止めようと思ったけど、前向きだったからこれは止められないと思った」と言われたのでこれ本当に重要だと思います。

 

散々苦しめられた会社への恨みつらみを述べてやりたい気持ちは分かりますが、本当のことを言ったら間違いなく更にめんどくさいことになります。

だから私はこれで良かったと思ってます。一社員に過ぎなかった私がどうこう言ったところで会社は変わらないだろうし。それならちょっと我慢して平和に辞めた方がマシです。

 

 

以上、「なるべくストレスフリーに銀行を辞めるための3箇条!!!」でした。一人でも多くの銀行員の退職のストレスが軽減されますように。合掌。